青の都サマルカンド

ユネスコの世界遺産委員会の決定を受け、サマルカンドは世界遺産都市に指定されました。

サマルカンドは、ローマ、アテネそしてバビロニアとともに世界の古代都市のひとつとして、2500年の歴史があります。世界の光輝く場所、大地の顔、東洋のローマ、イスラム界の真珠など、この都市には幾通りもの呼び名があります。

サマルカンドの都市の歴史はアブアリイワンシーノ、アブライハーンベルーニ、アルホレズミ、オマールカヤム、ナボイの様な偉大な詩人、哲学者に通じるものがあります。

サマルカンドは、昔から劇的な運命を担っていました。かつては強国ソグディアナの首都でしたが、アレキサンダー大王の軍に滅ぼされてしまいました。復興を経て、グレートシルクロード最大の交易都市の一つとなりましたが、その後、サマルカンドは再びアラブによって征服されるという悲劇を乗り越え、再び交易、工芸、そして文化の中心として栄え、東西の重要な隊商はその地を必ずとおりました。13世紀の始め頃、モンゴルの侵攻によって都市は埋没しましたが、その後、以前より南の地域に現れた新たな都市は、強大なアミールチムール帝国の首都となりました。この時代、まさにこの地の名声は頂点に達し、世界で最も美しい都市となりました。

サマルカンドは、防壁、塔、そして高い要塞でかためられました。通りや広場は当世風で、新しい運河や建物が建てられ、都市周辺はきれいに植栽され、独特の雰囲気をかもし出していました。スペインの大使ルイゴンザレスラビホは1404年にサマルカンドを訪れたときのことを、「町に近づくと高い木立の森が見える」と書き記しています。

サマルカンドの外見は、イーストルネッサンスの主流の建築様式の影響を受けていました。当時の荘厳な宮殿、モスク、メドレッセ、霊廟は、今日至るまで良好な状態で保存されています。この他に興味を引く場所の中に古代サマルカンドの中心広場であったレギスタン広場、装飾が独特のシャーヒージンダー廟、チムール家の地下埋葬室であるグルエミール霊廟、ウグルベク展望台、ビヒハヌムモスクなどがあります。

サマルカンドは壁画、木や大理石の彫刻、版画、陶磁器、宝石、シルク、金糸の刺繍や絨毯などの応用美術や工芸品でも有名です。

サマルカンドは、中世や近世建築の魅力ある建物に東洋の美が織り交ざった特有の雰囲気を持つ都市となっています。今では、アストラカンの繁殖、獣医学、医学、考古学など多岐にわたる研究機関のある科学の中心地でもあり、国際中央アジア研究所、ならびにその他多くの研究施設が、ここサマルカンドに開設されています。世界観光協会におけるサマルカンド宣言により、サマルカンドが平和と善意の都市たることを宣言しました。このグレートシルクロードの古代都市は、そのロマンスと神秘ゆえに、外国観光客の関心を大いにひきつけています。古代サマルカンドの青いドームを見て分かることが、それだけ十分な価値があります。

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